シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

学園祭

学園祭もいよいよ明日に迫り、今日はおなじみの県民文化ホールへ行き、 明日の開祭式のリハーサルに行った。県民文化ホールは高校演劇の県大会が 行われる劇場だ。 気づいたら8人いた教員のうち開祭式係のチーフが30代、後は20代だ。 調光室に入り、照…

台詞

10年やっている間にどんどん台詞が短くなって、 だいたい一行35字の設定で台本を書いているが、 一行を越えることはまずない。 長くなりそうなときは、だれかが「うん」とか、「へえ」とか、 あるいは余計なことを口を挟んだりして、長くならないように…

美術について

なかなか「説明」でなく、「表現」である舞台美術は高校演劇の場合、 出会うことは少ない。 「全校ワックス」「靴下スケート」とご覧になった方は、わたしが 美術について関心の薄い顧問だとお思いでしょうが、 全国大会の分科会は平成二年の山梨大会から、…

立場について

もう生徒は十分分かっているので、えらそうな顔して説教しても、 おれがえらいから言ってるんじゃない、七割方立場でものを言っている、 と言うとにやにや笑っている。 ほんとうのことを言おう。 九割方だ。 みんな何熱くなってるの?バカみたい、と言ってお…

垂れ幕

別に垂れ幕など落ちてこなくてもいいし、雪などふらなくてもいい。 ましてや大型扇風機で風など吹かなくてもいいし、起立、礼、実行委員長の話、 で学園祭が終わっても別になんてことはない。 いや、別に学園祭などなくてもいいわけだが、 垂れ幕は振り落と…

得意なこと

シナイの王国のシナイはシナイ半島のシナイではなく、あれもしない、これもしない、 のシナイであり、ほんとうに得意なことしかしない。 これはもう苦手なことをしてろくな目にあったことがないので。 歌ったり踊ったり、語ったり嘆いたり、卑下したり自慢し…

というわけで

演劇部に行けないのに演劇部の工具を使って 垂れ幕落とし装置などを作り、一部の生徒の尊敬を集めている。 それにしても演劇部の顧問になったおかげで、 人付き合いの嫌いな偏屈なもんが、これは今でも あまり変わらないが、すこしは人間らしくなったような…

そういうことで

いよいよ学園祭の準備もたいへんだが、部活には顔を出せず、 台詞を入れている毎日であるという。 舞台のプランニング、ポスター書き、ポスター貼り、 手つかずのままだが、雑用は顧問に任せ、君たちは芝居を作れ。 何から何まで3年生二人に任せ、今日も会…

創作脚本

さて、誰にも知られずに10年以上、 こつこつ脚本を書いてきましたが、 人前で脚本について話す機会を持つことになりました。 こういうことでもないとまとめることができないので、 また割りにものごとを整理したい方なので、 いい機会と思って引き受けまし…

稽古

学園祭に向けて稽古中。とうとう脚本が最後までできたので 印刷してすぐ稽古。 県の演劇専門部の総会があったり、関東の総会があったり、 なかなか行けないので、とりあえず今日の午後は15ページ。 とうぜんすぐにはできないので行けないときには 3年生に…

いろいろあるものだ

困ったことになかなか稽古にいけないが、そこは3年生二人が よくやってくれ、読み合わせと立ち稽古少しずつ進めてくれる。 土日に顧問が入って演出をつける。学園祭の準備もあるので 雑用が入り、今日は山梨県の演劇専門部の総会もあったので たいへんだっ…

片付け

早くすませておけばいいのに、ようやくのことで「靴下スケート」の 片づけをした。 ご覧になった方は知っていると思うが、舞台装置はゴミ袋である。 劇中で黒いゴミ袋が「100か200」あることになっているが、 実は250ある。中身はプチプチシート、…

学園祭

学園祭の準備もそろそろ佳境に入る。 各部門で会議が持たれ、問題点が出てくる。 だいたい学校というところは予想もつかないようなことが、 起こるのが常態であるし、もう教員としてとうがたっているし、 来た球を打つだけ。 演劇部に行けないのがつらい。 …