なかなか「説明」でなく、「表現」である舞台美術は高校演劇の場合、
出会うことは少ない。
「全校ワックス」「靴下スケート」とご覧になった方は、わたしが
美術について関心の薄い顧問だとお思いでしょうが、
全国大会の分科会は平成二年の山梨大会から、全部行っているわけではないが
行けるときは必ず舞台美術に出ている。
いつだか関東大会の審査員で美術家の加藤ちかさんとご一緒し、しかも
審査で選んだ作品が全く一緒だったときはうれしかった。だって加藤ちかだよ。
まあ、だいたいホームセンターで済ませているので、じぶんのとこを
ホームセンター演劇、と読んでいるが、こないだ近所のホームセンターで、
業務用の送風機を見た。１万５千円くらいで直径８０センチくらいの羽だった。
これはほしいね。ふつうスモークマシンやなんか欲しがるところだろうが、スモークは
きざったらしくっていやだ。舞台に風が吹くといいが、１万５千円で吹くかな。
掃除用具、ゴミ袋、つぎはゴミが風で飛んでるところ。
