シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

チャーム

これが難しい。愛嬌でいいのかな。愛されやすさ、というか。
媚びが鼻についてしまうとチャームは消えてしまう。愛嬌は他人のためであり自分にも向かう。あまり自意識が強くてもチャームはなくなる。二枚目意識とチャームは縁が薄い。
チャームは隙でもある。音楽でもチャームのあるのが好きで、かっこいいのは苦手である。じゃどんなのがチャームがあるんだ、というと難しくて、チャームがあるから好きなんだか、好きだからチャームを感じるのかよく分からないが、一例を挙げるとガーシュインとか。
チャームは企図して発することができるか、というと高校演劇の場合、演出とキャスティングによるところが大きいか。というよりチャームのことを忘れないことが先だ。媚びるとなくなるから気をつけよう。