シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

ノウハウの問題

相変わらず脚本のことを考えている。
割合に合理的にものを考えたい方で、嫌いなものは
安い精神主義である。
昔、ピアスをしてきた男子が外さない、というので、
いくぶん予想をしつつどうしてと訊くと、
ポリシーだから、と言うので、傷つくだろうなと半分は思いながら、
どうしても言いたくなって、いくらだ?と訊き、1500円という答えを
ゆっくり待って、安いポリシーだな、というと涙を浮かべて怒っていた。
ごめん、言いたくなると止まらないんだ。ポリシーとか言うから
反応したんだ。
みんなでやることだから、みんなで考えないと、とか。
このだから、というつながりが分からない。

こう思う。
演劇などという好みや趣味や、感性がかなりな部分しめることを
しているなら、それだけ技術やノウハウ、経験、理屈でできることを
とことん詰めていかないとその精神的な部分が際だたない。

ということで、面白い・あるいは・演劇的な脚本作り、ということを
まとめます。