シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

ミザンス命

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関東大会の講評、うちは主に舞台美術の大沢佐智子さんがしてくれたのだが、やりたかったことにふれてくれてありがたかった。
まず立ち位置、それから姿勢。いやあ部員たちときどきさぼってはいるものの、がんばった足腰の訓練が認められてよかった。どこに立つかどこから出てくるかだいぶ悩んだのも認められてよかった。
大沢さんの講評で「演劇表現とは『身体と台詞』だが、それ以上のことを考えさせられた」というのがあったが、それ以上、というのは場、とか空気、とか、そういったものか。素舞台という選択をした以上装置があるかないかという軸、プラスマイナスとは違うところでお芝居をしたい。森が見えればいいなあと思ってやってるわけだが見えた、という人もいてくれてありがたかった。

しかし最近なんか感覚がずれてきて、他校の舞台美術を見てきれいだけどアクティングエリアがないのではと思ってしまう。とくに奥行き。
写真は県大会、えーとリスです。