そうこうしているうちに明日リハーサル。稽古は思うように進まない。あんなに時間があったはずなのに、決してさぼっていたわけではないのに、なんでこんなにできないんだ、と部員が昨日しみじみ感じたはず。
まあこれまでは稽古が進んでなくても出来が悪くても気づいてなかったのだが、今回は気づいた、成長したと前向きにとらえよう。
なかには今まで台本のどこを読んできたのか、と思った人もいるようだ。本番二日前だからかなり遅いがしかたない。気づかずに本番迎えるよりましだ。
せっかくバカなことをしていると褒めてもらったのだから、バカなことの勢いはなくさないように、でも丁寧に、観客に楽しんでもらうように演じましょう。
君たちは君たちのかっこいいところを見てもらうために芝居をしているわけではないからね。台詞を言うときだけ張り切らないように。
