シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

止め通し

11月4日は20年に一度回ってきた芸術文化祭総合開会式の舞台係。来年からは県下の演劇部順繰りに。よく働いてお褒めのことばをいただく。演劇部なら当然のはたらきだ。
次の5日は強歩大会。辞書にもない山梨独特の行事。ただ新設校のうちは男子30キロ、女子20キロである。給水所勤務。いい天気で日に焼けた。演劇部かなり速い。なにしろ走る演劇部の松戸馬橋と同じ距離を走る。ただどこに生きてるの?と言われる。体を鍛えてなんにもしない。
6日は3日に受けるはずだった進研模試の追試。2年生はこの回から5科目。足を引きずりながら大研修室の机を片づけ、舞台実寸を測る。これはほんとに助かる。実寸で稽古ができる。うちのように素舞台ならなおさらだ。多少台詞がうまいよりきれいに立って舞台の的確な位置にいる方が。
7日の今日は朝から稽古。止め通し。基本的にうちの稽古は波風立たず、楽しく終わる方だと思うが、今日は午後一で一人目。自分の甘さに気づいて、というかそんなところで泣き出す。まあ稽古は続く。その後二人目。これは袖で出番を待って舞台の稽古を見ていて、感極まって泣き出した。けんかでもしたのかと思って心配した。一年に一度?ほかの演劇部はどうなんだろう。