シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

新歓公演を観る

甲府南高校演劇部 新入生歓迎公演 演劇部作 「盗作ろみじゅり」

緊張して台詞が飛んだり、かけあいの息が合わなかったりしたがよくがんばった。台本はよくできていた。さすが関東大会創作脚本賞のチーム。演劇部が「ロミオとジュリエット」を上演することになるが勝手に台本を変えていき、という「贋作マクベス」のパターンだ。
最後のシーンで上級生ふたりが後輩を帰して語り合う。「新しい顧問が来たらこんなふざけたこともできなくなるよ」「新しい顧問が来たっておれたちはおれたちの好きなことを楽しくやるだけさ」こんな感じだったか。先日の甲府昭和の自主公演を思い出した。あっちは出て行く顧問、こっちは顧問を迎える生徒。
それにしてもいろいろ思うところあるようだ。終演後、観客を送り出した後客席にいたわたしのところへ集まってきた。片付けをしながら下校時間まで話す。