シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

学校説明会

学校説明会。初めてホールを使うのだが結局口を出してしまう。客電はどこで落とすか、に始まって、椅子は最初から出しておくか、途中で出すならどこへだれが出すか、考え出すときりがない。舞台というのは決断の連続だ。1000個くらいの決断?1000個じゃきかないか。
それにしても待ち時間が長い。しかも劇場にいるものだからどうしても考えることは終わったばかりの大会のことだ。
顧問は講評についての研修をするべきではないのか。すくなくとも部員には練習したことがないものは舞台には出せないと教えている。ここで何を話すべきか知らないと何も話せないはずである。自分のことだが完全に見よう見まねで誰にも教わったことはない。しかしあそこは好き勝手言っていいところではないはずだ。
あともう一つ。自分で自分のことを「ユニーク」だ、という人(実は「 」内は何を入れても同じなのだが)は明らかに自意識の病に冒されており、セルフイメージに縛られている。だからどうだというと経験上だが信用できない。
いい年して「おれはこうだああだ」と言わないようにしようっと。自分のことは自分で言わずに他人に言ってもらおう。たぶんその方が真実に近い。