シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

サマフェス

いろいろあったがリハが終わり、山梨に帰ってきた。トラブルもあったが実行委員の先生方、日本工学院のスタッフのみなさんみんなよくしてくださって、よいリハができました。なにしろ2時間半だ。
あと稽古ができるのは16日の稽古場使用時間程度で、もうあとは役者にまかせるだけだ。初舞台も多いし、だいたいみんな下手だ。部員も読んでるけど目の前でよく言っている。うちは下手だなあ。
で、下手でも面白くなるにはどうすればいいか、ということばかりやっている。一人が上手いより、みんなで面白い方がはるかにいいわけで、もし将来その道を目指し、上手さを追求したいとしても、結局みんなが集まって座組をする目的はだれか一人を上手い役者にすることでなく、面白い芝居をすることだろう。だれか上手くなるのは副産物のようなものだ。
この人たちはもう宝物であり、将来にわたってよい演劇人、でなくてもいいからせめていい観客になってもらわないと。だからいい芝居やった、面白い芝居やったという気持ちをいだいて去っていってもらいたい。

もうひとつ、どう受け取られるか楽しみ楽しみ。