シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

ソファ

山梨オープンで使った道具のソファをやっと片付けた。
職員室横の休養室にあったソファをそのまま利用したのだが、上演後、高校演劇界の重鎮と高校演劇界の若きエースの間で論争が起こったあのソファである。エースは「あのソファでなくてはこの劇は成立しない」と言い、重鎮は「ありゃそのへんにあったんんだろ」と、後に「2009ソファ論争」と呼ばれたソファだが、休養室のドアが狭く、窓からロープで下ろした。それをしばらくほったらかしにして、というよりしらばっくれて、しまっといたのだが、とうとうごまかしきれず、3年生も引退ということで今日部員みんなで引き上げたのだ。えらい目にあったし、最後は通りかかった校長教頭を巻き込んで、大騒ぎだった。
これで3年生は本当に最後。帰り際に「やーい終わり終わり」と言ったら「やめてください」と叱られた。
それにしてもあのソファはなぜドアから入らないか。というかどうやって休養室に入れたのか。
いまのところ有力な説は二つ。ひとつはソファが成長した。ひとつはソファを置いてから休養室を作った。後者に一票。