シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

困った指定管理者制度

県大会の行われる県民文化ホールの指定管理者は、県大会の共催でもあるやまなし文化学習協会である。ここはもう何年来の付き合いだろう。高校演劇のよき理解者であり、高校演劇講座の講師、高校生の舞台技術の指導者、さまざまな恩恵を受けてきた。山梨県の県大会は平成になってからずっとこの県民文化ホール小ホールなのだ。4度行われた関東大会、平成2年の全国大会、すべて県民文化ホールであり、裏方はみな世話になってきた。県大会の会場で技術講習会ができる。山梨の高校演劇部はみな、県民文化ホールの舞台を目指すのだ。
ところがなんと来年から管理者が変わる。やまなし文化学習協会は指定されなかったのだ。勘弁してほしいとしか言いようがない。貸し館業だけやっていくつもりだろうか。
ことしはともかくやまなし文化学習協会のスタッフで県大会ができる。来年はどうか。高校生にはオペレーションをさせない、などと様子を知らないスタッフが言い出すかもしれない。利益優先の業者を入れておれたちを閉め出すのか?困った困った。
とにかく観客を集め、これだけの大会も今のスタッフが支えてくれたのだという実績を作りたい。観客を集めないと。