シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

その場所

のど元過ぎれば。なんとすでに二人の劇の作り方を忘れ、10人以上でないと作った気にならない、などという錯覚に陥るが、当然最近まで苦労していたことなどとうに忘れているのである。
それにしても入れ替わり立ち替わり同じ場所に集まってくるのは楽しいことだ。そういう場所が他にないものか。今回は学園祭前の生徒会室という設定であるので、人の出入りが割合にあるシチュエーションだろう。クラスの作品の提出、装飾のお花作りが間に合わないなど、どうにかしてそこにいる理由をひねり出し、あとは出たり入ったりする理由である。

とにかくもう脚本を書く上での関心事はそこにいる理由であり、あとは二の次である。