シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

前夜祭

こんどのタイトル。題名を付けるのが下手になった気がする。
場所は一定、時間も切れ目なく進む。舞台上の時間は現実の時間と同じ。人物も一定。三一致の法則。
ただキャスト13人。いわゆるガヤはなし。すべてに台詞あり。人の出入りを考えるのがたいへんだった。頻繁に出入りしても不思議ではない場所ということで学園祭前日の生徒会室、というもろに学園ものの設定となった。
大声で何か言う劇ではないので、また微妙であるなどと言われそうだが、大勢のキャストを動かす楽しさがなんとなく分かった今回の脚本作りだった。

動機語りは面白くないし、どう動くかはそれぞれの人物に目的を設定する。これもたいへんだった。学園祭の前日らしい雰囲気が出てるかどうか。

舞台の方は相変わらずホームセンターですべてを調達する、ホームセンター演劇。