シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

思わせぶり

春先になると脚本を書かないと、と思うようになる。

箱書きもしないし、プロットも立てないので、断片の継ぎ接ぎから作っていく。
ほとんどこう言ったらどう応える?の繰り返しで書いていく。
このとき、問いかけた方が割とまともで、心底知りたい、という問いであったら、
応える方は、
 1 応えない。
 2 嘘を言う。
 3 ホントのことを言うが上手く言えない。
 4 はぐらかす。
 5 応えずに問い返す。
 6 聞いていないふりをする。
 7 ホントに聞いていない。
 8 逃げる。
 9 殴りかかる。
10 ふざけてぼよよーんなどと言う。
などの対応が考えられる。すぐ応えると面白くないし、筋が進んでしまって、新しい展開など考えないとならなくなる。うっかり次の場面など作らなければならなくなると困るので、うちの劇の人物は思わせぶり、ふざけてばかりだ。