シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

変身

いやマチズモというのがキライなんですが、演劇なんかやっているので、どこか女視線、いや、おかま視線というのを持っていて、ときどきぱちんとスイッチが入って切り替わる。
これが厳しい厳しい。自分でもびっくりするほど厳しい。

セクハラに厳しく、パワハラに厳しく、偏見に厳しく、不公平に厳しい。

一方、この歳で青年視線、というか小僧視線も生きていて、これも厳しいなあ。

ポピュリズムに厳しく、俗物に厳しく、紋切り型に厳しい。

大人視線、おじさん視線はおとなしいかというと、実はこれが一番厳しかったりする。

ナイーブさ(褒め言葉ではない。いい歳して素朴だけが売り物のこと)に厳しく、
スマートさ、洗練にかけることに厳しく、段取りの悪さに厳しい。

それじゃ毎日よっぽど不機嫌かというとそうでもない。自分に厳しくないから。