シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

学園祭公演

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学園祭公演『暮れないマーチ』はふだん稽古場にしているフロンティアホール研修室という今度壮行公演をする部屋ではなく、となりの会議室でおこなった。研修室は100席作ってもまだ余る、ひたちなか市文化会館の舞台を実寸でとれるくらい広い。そこは音楽部がミュージカルをやるので使えない。そこで去年から同じ建物にある会議室で上演している。間口5mちょっと、奥行き15mくらい、高さは2.6m、ここに客席と舞台と舞台袖をつくる。ラッキーなことに稼働率が低く、3週間前から占有している。
まず、会議室のいすと机を運び出し、運び出す場所を確保し、パンチカーペットを敷き、平台と箱ウマで客席を作り、道具を置き、パネルと段ボールとガムテで遮光をし、突っ張りカーテンポールで黒幕を吊り、そもそも黒幕を吊れるように裁ち、突っ張りポールの上部から灯りがもれるので文字幕を吊り、照明を仕込み、スタンドを置き、灯体を吊り、結線をし、配線を養生し、パッチをし、音響を仕込み、パイプ椅子を並べてやっと会議室が劇場になったころ顧問(おれおれ。おれのこと)がどうだーと言って顔を出す。公演一週間前。わが部員ながらよくここまでできるようになった。もっとすごい演劇部はいっぱいあるでしょうけど、3年前はトランプしてたからねえ。
写真に調光、音響席は写っていない。舞台億の黒幕の裏側にあり、待機中の役者が交代でオペレートしている。全員出ているからしかたない。この交代オペも当番表をつくるのがけっこう大変で、だいたい舞台は見えない。会場を設営してからの稽古で練習している。はやめに会場を使えるからこそだ。
6月21,22日に二回ずつ公演をし、終わってみんな帰る中黙々と片づけをし、その日のうちになんとか現場を復旧した。7月18,19日の公演は大きい研修室。この公演前までに会議室をスタジオ○○○、研修室を○○○ホールと名付ける予定だったが間に合わず。