シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

関東大会富士会場

なにしろとにかく授業に出たいという人たちなので、23日の木曜日に一度会場に行ってリハーサルをすませ、一旦帰った。

24日の金曜日は3時間目まで授業に出て、ふたたびワゴン車で富士に向かう。この日はロゼシアターではなく富士川を渡って富士川ふれあいホールへ。舞台だけ借りているのだ。この稽古がよかった。ひさしぶりに落ち着いてできた。夜まで借りていたが、通しがよかったので早めに上がってホテルに。みんな食欲もあるし体調はよさそう。各自部屋に帰って宿題。バッグの中はごっそり勉強道具。

大会が始まっても稽古場を押さえてくれてあるので、2本ほど見られないのが残念だが小ホールで稽古。これもまあまあ。その後はほとんど部員と会うこともなく、ずっと観劇。ホテルまで送って顧問研修会へ。あまりにみんな富士山のことを話すので、こちらは面白くない。各県ごとのあいさつで「富士山の裏側もまあまあきれいですね」と言わなくてもいいことを言う。各地の顧問と話す。

日曜日は上演。やや固い。県で受けていたところの反応が薄い。中盤からはいつも通りで、今の精一杯だと思う。身体がまだまだなのだ。と思っていたら講評でまさにそのまま畑澤先生に指摘される。甲府昭和の「放課後の旅」のメンバーとは鍛錬の度合いが違う。みんな帰りの車で走らないと、とか言っている。

結果は望外の最優秀賞で、大会に向かう心持ち、スケジュールや過ごし方がひたちなかの関東大会のときのようだと思っていた。あのときも小美玉のホールを借りていた。全国は同じひたちなかだ。