シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

構成について

だいたいやりたいことは決まっているので、それをどうつないでいくか思案中。つないでいく、と簡単に書いたが、つなぐためには本当にいろいろなことをしなくてはならないので大変。
やはり出ていったり入ってきたり、理由がないと入ってきたり出ていったりできない。急に歌い出しても踊り出してもOKだが、出入りだけは理由がないとダメみたいでこれはいつもそうだがなかなか難しい。これでキャスト13人を2本、20人を1本書いたが、一番大変なのが出入り。いつ出入りするか、というとは舞台上で誰と誰がいつ出会うか、ということも含まれるので。
出会ったらあとは出会った人同士の距離感のようなものを決めて、対等と言うことはなかなかないので、一方が関わろうとしていたら一方は冷めてる、という関係を作り、あとは話題を決める。一方が話しかけて、一方が乗っかったり乗っからなかったり、取り違えたり誤解したりする。話題はだいたいなんかその辺から見繕って。だいたい何でもいい。全体の流れに沿って適当なところで会話を終わらせ、どうせたいしたことはしゃべってないのでどこでも切っていいので、終わらせたらそれぞれの理由にしたがって出ていったり休んだりする。その場面の意味はだいたい会話の内容とはあまり関係なく作るので、話題はほんとうに何でもいい。場面の意味は関係性の変化で作る。
書いてはみたけど、こういうのは誰の参考にもならないだろうね。