シナイの王国

演劇部顧問ナカムラのあれこれ

ワックスがけ

今日は恒例ワックスがけ。「全校ワックス」とは言わない。全校ワックスを一斉にかけると歩くところがなくなるから。今日は教室、特別教室のみ。

練習場所の教室もワックスがけで乾くまで使えない。しかも雨で外もダメ。

とりあえず人数分のアップ用の地面に敷くマットを作る。以前もらったボクシングのリングに敷く古いマットをジグソーで切る。ついでに倉庫の整理。切ったマットを持って職員玄関の庇の下でアップ、発声。

発声の仕方を教えるが、相変わらずこの辺は顧問の未熟で苦手なところ。とりあえずいい声を出そう、ということだ。

発声の後、ゲーム。13人そろった部活はまだ4、5回目。二列横隊に並んで、30秒でアイウエオ順に並び直す。

当然みんな自分の名前を大声で伝え、相手の名前を聞く。どこでもやってるあれだ。次に下の名前のアイウエオ順、誕生日の早い順、出席番号順、担任の名前のアイウエオ順、好きな芸能人のアイウエオ順、などをする。

できないと「きみたちは相手のことを考えない、心の冷たい人たちです」と言い続ける。最後のゲームはペナルティ付き。時間通りにはできたが確かめると順番が狂っていた。ペナルティは考えていなかったので、負けた事実を持って家に帰る、敗北感を持つこと、ということにした。こういうのを暗示というのだろう。みな一様に暗い顔になる。

それにしても最後の問題、好きな芸能人は?の問いに対して、「二次元でもいいですか?」という質問が出たこと、それぞれの答えのうち知っている名前が松任谷由実今田耕司の二人しかいなかったことに驚く。